20200607 買い物の楽しみ方を忘れた
一駅先まで歩いて、お店を眺めに行った。そこまで負荷の高い運動をしているわけでもないのに、マスクをして気温30度に迫る中歩くのは中々に体力を奪う。
いざ買い物に来て改めて、東京にいることを実感した気がする。こんなに必要?というくらいある商品の数々と、自分のペースで歩こうとするとぶつかりそうになる人の多さ。20年以上田舎に住んで、選択肢が少ないことがデフォルトの身としては、圧倒的供給の暴力だ。服飾品をほとんどネットで買っていたこともあり、結局100均で収納ケースと、食料品をそろえて帰った。
基本的に私のこれまでの買い物パターンは
①仕事帰りに食料品を買って帰る
②明確な目的(イベント、講習、カラオケ、美容院)があってその合間に服や雑貨を見る
の、どちらかのパターンが多かった。そういえば、食料品以外の買い物を目的に外に出ることはコロナ前から少なかったのかもしれない。
だからこそ、自粛でもさほど不便することもなく過ごせていたというのもある。そしていざ自粛が明けて買い物に行っても、そこまで楽しいとは思わなかった。私にとっては買い物をすること自体が楽しいのではなく、その前のイベントが主目的だったから。
早くイベントに行きたい気持ちとは逆に、いざ行ったとき、これまでと同じテンションで楽しむことが出来るのかなという不安もある。
とはいえ、オタク卒業かなと思うたびに足を運んだリアルイベントはドーピングのように自分がオタクであることを再認識させてくれるから杞憂だとは思うけども。
買い物が楽しめる日常を早く思い出したい。