20200610 才能を考える

 できる人がいるんだから自分もできるだろう!と思い込んで簿記と戦ってる。

 

 試験ならいいんだろうけど、戦う対象に天性のものが必要なこと、例えば美醜や音楽的素養といったある一線からは努力じゃなんともならないところがあるものに対してはこの考えは自分の首を絞めるだけだと、歳を取るごとに気づいてしまった。いわゆる、現実を見る、少し大人になったということなのかもしれない。

 

 魅力を感じるキャラクターに才能に苦しむ、という要素がある。天才ゆえの孤立、凡才の苦悩、秀才の努力が叶わないところにいる天才が身近にいる、希望の才能を得られなかった……この辺は掘り起こすとキリがない。才能をテーマにすることは誰かしら共感を感じる部分があるからこそ、普遍的にキャラクターを形作る要素になるんだろう。

 

 話は変わるが、Twitterの文章とブログの文章って人によって似たり全く異なってたりするんだなと周りのブログを見て思った。どちらかというと現実の背伸びした自分寄りなのか、つぶやくように本能のままに書かれた文章なのかの違いなんだろうか。自分は今のところ、前者よりの感。

 

 心のままに書いた文章がスっと染み入り誰かを動かせるのならば、それもまたその人の才能なんだろうな。とりあえず、読みやすい文章を努力で作り出すことから始めたいブログ5日目の夜。

 

 あまり時間をかけすぎても本末転倒になるから、10分で書いて5分で校正することにした。これから尻切れトンボになったら笑ってください。